家族ゲーム ドラマ ２０１３

高校受験を控えた息子に、
風変わりで型破りな青年が家庭教師に来る事で起こる騒動をコミカルに描く。

1981年の第5回すばる文学賞受賞作。

テレビ朝日で二時間ドラマとしてはじめて映像化されたが、
それほど話題にならなかった。

後に松田優作主演の映画、
長渕剛主演の連続テレビドラマで有名になった。

孤立していく家族が描かれていたような気がするが、
その当時の世相を家族を通して描き出していた。

そして2013年4月、28年振りに櫻井翔主演でフジテレビの連続テレビドラマにて復活する。

今回のドラマ化で、どのような家族が描かれるのか、楽しみでもある。

しかし、それは現在の家族の問題点ばかりじゃなく、
家族の一人ひとりの愛情が、かいま見られるものだろう。

現在の大学生像として、風変わりで型破りな青年という設定は難しいかもしれない。

櫻井の起用意図については、
　
　「『家族ゲーム』の主人公、吉本は何を考えているかわからず、
　　奇妙で不気味で、得体の知れない破天荒家庭教師です。
　　櫻井さんの持つイメージとは真逆の人間です。
　　見たことのない櫻井さん、
　　見たことのない家庭教師像。
　　とても面白い組み合わせだと思います。
　　単純に自分自身が見てみたいです。」

と企画のフジテレビ編成部 水野綾子は言う。

２８年の歳月で、家族を取り巻く環境はどうなっていくのか。
そのあたりも、ドラマでは描いて欲しい。

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